山梨県の富士山麓で、外国人観光客によるレンタカー事故が急増している。昨年は約800件の事故が発生し、前年の倍近くとなった。富士山撮影の新スポットとして、住宅街などに外国人観光客が集まっており、慣れない狭い道を走行する機会が増えたことが一因とみられる。(甲府支局 涌井統矢、木村誠)
入り組んだ道
同県忍野村の住宅地では7月上旬、レンタカーを示す「わ」ナンバーの車が行き交っていた。近くには、世界文化遺産・富士山の構成資産で、富士山を一望できる湧水池「忍野八海」がある。「八」という数字が末広がりで縁起がよいと海外で話題になり、村の観光協会によると、昨年度は訪日外国人を中心に数百万人が訪れた。
引用元:https://www.yomiuri.co.jp/national/20250819-OYT1T50133/