百貨店、訪日客消費が失速 円高で割安感薄れ 呼び込み工夫重ねる:朝日新聞

 百貨店の高収益を支えてきた訪日外国人(インバウンド)による免税売上高の落ち込みが続いている。円高が進み高額品の割安感が薄れたことが大きい。百貨店各社は為替に左右されない売り場作りで集客力を高めようとしている。

 日本百貨店協会が25日に発表した全国の百貨店の7月の免税売上高は403億円で、前年同月より36.3%少ない。前年割れは5カ月連続で、3割以上下回ったのは3カ月連続だ。1人当たりの購買単価(約8万4千円)も前年を23%下回っている。同協会の西阪義晴専務理事は「円高が進み、1年前よりは買い物に慎重になっている。訪日外国人の客層が中間層にも広がっている事情もある」と解説する。

引用元:https://www.asahi.com/articles/AST8T31M5T8TULFA01LM.html?iref=ogimage_rek

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